東京流通センターで行われいる高齢者住宅フェア2009 in東京 に行ってきました。
セミナーは2日間で49講座あるのですが、ざっと見ると医療法人の戦略、高齢者専用賃貸住宅関連が多いのが目に付きまし
た。
その中でも、
「マンション管理業界における高齢者への対応」では、切実な日本の住宅事情を反映した商品開発が行われていることが確認できました。
マンション管理組合だけでなく、地域の自治会も
(1)役員の成り手不足
(2)管理組合活動に無関心な者の増加
(3)ルールを守らない居住者の増加
(4)管理費、自治会費等の滞納者の増加
(5)修繕積立金、活動資金の不足
が、問題となっています。
その中でも認知症の区分所有者に対する対応をどうするか、これは大きな問題です。
専有分に対するアプローチが、どこまで必要か・・・。
よくマンション管理会社が、厚生労働省が全国展開中の「認知症サポーター100万人キャラバン」の認知症サポーター養成講座を開催したり、社員が受講したりしていますが、そんなもの安心の材料になりません。
話は、変わりますが、奈良と大阪の県境にある生駒山には驚く事に、千を超える宗教があると言われています。
そこには、必ず信者さんが、いらっしゃるそうです。
現世において、大きな有名な宗教や道徳や倫理だけで救われない人がたくさんいるのです。
なぜ、そのような宗教が流行っているのか、その救いを求める人の背中の痒いところに、ちゃんと手が届いているからです。
このような事から、これからの住民サービスは行政が画一的に担うのでなく、利用者それぞれのニーズを組み合わせた独自のサービスにならなければならないでしょう。
ソーシャルワークが無料か有料かなんて、次元が低すぎますね・・・。 |